働き方が多様化してきている現代、比較的小規模で起業する人が昔に比べて増えています。
でも、起業した経営者皆が簿記や会計の知識をもっているわけではありません。
決算書を上手く読めない経営者も少なくないのです。
今や各社会計クラウドシステムなどのおかげもあって、専門知識がなくても簡単に帳簿整理や決算書作成も可能になりました。
しかし、それはあくまで体裁が整ったというだけにすぎません!
「決算書が読める」ことにはならないのです。
決算書が示す数字の意味を理解できなくては、事業活動の現状把握、将来への戦略も考えることができず、経営が成り立っていきません。
私も以前、ベビー系インストラクター養成スクールやセラピスト資格取得スクールを起業する際に、いわゆる「創業塾」的なところに参加した経験があります。
カリキュラムのなかには、専門家講師による会計や税金についての講義も含まれておりました。
その時の講師のことを悪く言っているつもりはありませんが、「簿記を知ってる私にはなんとか理解できるけど、知らない人にとってはむずかしいだろうな・・・」というのが正直な感想でした。
「だから、会計とか帳簿なんて難しい!面倒だ!というイメージができてしまうんだろうな・・・」と。
創業時に個々の分野の理解がクリアできていたら、ビジネスの成功も早く達成できるのでは?という思いが、簿記を知らなくてもわかる「帳簿塾」を立ち上げるきっかけとなりました。
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