数日前、とあるところでお仕事してたらある個人事業者さんの会話が聞こえてきました。
(決して盗み聞きしてたわけではなく、自然に・・・)
その方は、建設関係と思われる業者さんの奥様らしく、事務などお手伝いされてる感じで、
事務のうち帳簿付け業務を記帳代行業者にお願いされてるようでした。
会話の中で、「小規模企業共済」という言葉が出てきました。
この制度は、お金が貯まりながら掛金を確定申告時に所得控除として控除でき、結果節税できるという有難い制度なんです!
※小規模企業共済についてはこちらの記事を
この奥様は、小規模企業共済のことをご存知なかったみたいで、
「えーーっ⁈そんな魅力的なものがあるのですかーー!」という反応でした。
「記帳代行でお願いしてるところは、そんなこと教えてくれなかったですよ!」とも仰って悔しがってらっしゃいました。
私はそんな会話を耳にしながら、
「今まで知らずにもったいないなぁ・・ちょっと損しちゃってるなぁ・・
記帳業者は、日々の取引を領収証等から帳簿に記録していくのが業務なので、教えてはくれないでしょうね。
小規模共済は、事業者が事業と関係なくプライベートの資金で掛ける保険のようなもの。
記帳代行はあくまで事業の業務なので、通は事業者のプライベートな部分には介入しないよな・・・
でももし、私がご相談や記帳代行を受けていたら、そのあたりのアドバイスもさせていただくのになぁ・・」
と、心の中でひとりツッコミをやっておりました(笑)
アドバイスついでにもう少し!
小規模企業共済は事業者のプライベート資金で掛けるのが原則ですが、事業資金で掛けることができなくもありません。
それは、「事業主貸勘定」を使う方法です。
この方法であれば、事業用資金を使って小規模企業共済制度でのいろいろなメリットを受けることができるのです!
帳簿の処理方法や具体的なお話は、帳簿塾までお問い合わせください。
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